駅すぱあと API BLOG

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経路探索結果の多言語化対象が広がりました!!

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こんにちは!熊野です!!

本日のアップデートで、経路探索系機能のレスポンスに含まれる要素の多言語化対象が広がりました。

どうなるの?

経路探索(/search/course/extreme)や平均待ち時間探索(/search/course/plain)などというような、経路探索結果を返す機能のレスポンスに含まれる座席種別と停車駅一覧内の駅名が多言語化されます。一つずつ見ていきましょう。

※多言語機能はオプションでの提供となっており、ドキュメントは一般公開していません。ご興味ある方はぜひinfo@val.co.jp までお問い合わせくださいませ。

まずは座席種別

座席種別とは「指定席」や「自由席」、「グリーン席」のように、サービスに応じた料金が設定されている席の種類を指します。

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「座種」と表示されている枠の部分が座席種別 -駅すぱあと forwebより

ある区間の列車が、運賃に加えて料金を支払うことで利用できる座席種別が存在する列車であるとき、座席種別についての/ResultSet/Course/Price/Name要素が返ります。これが座席種別の名称です!!

(「運賃」と「料金」って何が違うの?って方は、駅すぱあとWebサービスドキュメントサイトのDictionaryをCheck! →金額種別)

この要素にはこれまで多言語指定をして経路探索した場合でも、指定席グリーンのような日本語の名称が入っていました。しかし本日のアップデート以降、ReservedGreenのように訳された名称が返るようになります。

これまで

<Price toLineIndex="2" fromLineIndex="2" kind="Charge" ...>
  <Name>指定席</Name>
  <Type>Reserved</Type>
  <略>
</Price>
<Price toLineIndex="2" fromLineIndex="2" kind="Charge" ...>
  <Name>グランクラス</Name>
  <Type>GranClass</Type>
  <略>
</Price>

これから

<Price toLineIndex="2" fromLineIndex="2" kind="Charge" ...>
  <Name>Reserved</Name>
  <Type>Reserved</Type>
  <略>
</Price>
<Price toLineIndex="2" fromLineIndex="2" kind="Charge" ...>
  <Name>Glan Class</Name>
  <Type>GranClass</Type>
  <略>
</Price>

東北新幹線などで大人気の高級シートグランクラスGlan Classと返るようになります!!

日本語での座席種別の取得方法はドキュメントをご覧ください。また現在の翻訳対象は英語のみです。ご注意ください。

次は停車駅一覧

続いても経路探索系の機能についてです。 経路探索(/search/course/extreme)にはaddStopというパラメータがあり、これにtrueを指定することで、経路の停車駅の一覧がレスポンスに含まれます。

利用イメージはこんな感じ

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枠内が停車駅の一覧 -駅すぱあとforwebより

これまでは多言語指定をしても、区間の発着駅名(/ResultSet/Course/Route/Point/Station/Name)は翻訳されるのに、停車駅名(/ResultSet/Course/Route/Line/Stop/Point/Station/Name)は訳されないという中途半端な状態でした😭

これが今回のアップデートによって途中駅の駅名も訳されて返るようになりました🎉

使える機能まとめ

それぞれの多言語化が利用できる機能をまとめます

多言語機能を使うには?

多言語機能はオプションでの提供となっており、ドキュメントは一般公開されていないんです! 少しでも多言語機能気になったよ!という方はぜひ info@val.co.jp までお問い合わせくださいませ。

ということでアップデート情報でした。ではでは👋

今回参考になる「駅すぱあとWebサービス」のドキュメントページはこちら↓↓↓