こんにちは、駅すぱあと API 開発チームです。
この度「駅すぱあと API」では、JR東海、JR西日本、JR九州の東海道・山陽・九州新幹線の会員制ネット予約サービスである「エクスプレス予約」「スマートEX」に新しく追加された「EX早特1」に対応しました。
「エクスプレス予約」「スマートEX」について
「エクスプレス予約(EX予約)」は、会員価格で東海道・山陽・九州新幹線を利用できるサービスです。「スマートEX」は、年会費が不要で新幹線が予約できるサービスです。 どちらも、早めに予約することで割引が適用される早特という商品があります。
「エクスプレス予約」「スマートEX」の詳細については、公式サイトの説明をご覧ください。
「駅すぱあと API」では既に「エクスプレス予約」「スマートEX」に対応しており、ドキュメントサイトでの説明やGUIサンプルもあるので、あわせてご覧ください。
GUIサンプルは探索条件パーツに対応しており、パーツを利用するだけで「エクスプレス予約」「スマートEX」の指定に対応することができます。
アップデート内容について
今回、「エクスプレス予約」「スマートEX」に新しく追加された「EX早特1」への対応にあたり、「駅すぱあと API」の探索条件機能のEX予約/スマートEXサービスを設定するJRReservationパラメータに「EX早特1」を設定する値を追加しました。
- 機能:探索条件生成(/toolbox/course/condition)
- リクエストパラメータ:
JRReservation
- 値:
- exHayatoku1 :EX予約(EX早特1)
- smartExHayatoku1 :スマートEX(EX早特1)
また、GUIサンプルについては探索条件パーツにて「EX予約(EX早特1)」、「スマートEX(EX早特1)」への対応を行いましたので、GUIサンプルをご利用の場合はパーツの更新をすることで、GUIの「EX早特1」の対応を行うことができます。
また、今回は既存の機能及びリクエストパラメータへの値の追加となりますので、既存のシステムへの影響はありません。
注意点
これまでの「EX予約」「スマートEX」の割引では、区間・日付・便等の条件が合致した時に割引が適用されていました(詳細については以下のページをご覧ください)。
しかし、今回の「EX早特1」は、自由席に対するサービスとなり、これまでの割引は指定席やグリーン席に対するサービスであるため、「EX早特1」については、上記のルールは適用されません。 「EX早特1」を指定して、「EX早特1」の設定がない経路を探索した場合には、早特ではない通常の「EX予約」または「スマートEX」の結果が返ります。
おわりに
今回は、既にリリースされている「エクスプレス予約」「スマートEX」へのアップデートの紹介となります。
旅費交通費精算系サービスを提供されている場合には、今回のアップデートを機に会員価格で新幹線を利用できる「エクスプレス予約」や、気軽に予約ができて早めの予約で割引がある「スマートEX」への対応をご検討ください。
引き続き、「駅すぱあと API」をよろしくお願いします。
「駅すぱあと API」を使ってみるには?
「駅すぱあと API スタンダードプラン」は90日間無料でお試しできます。 こちらから申し込みして気軽に触ってみてください!